アッバースゴリ・サーベル工房
数百年の衰退の後アム・オグリ工房の出現によって再び開花したマシャード絨毯の芸術は、次代の優秀な絨毯製作者たちの功績により枯れることなく咲き続けました。マフマルバフ・ハーメネイ・シェッシュ・キャラーニと共にルネサンスの2代目として活躍した1901年生まれのABBASGHOLI SABER(アッバースゴリ・サーベル)は若くしてアム・オグリ工房責任者として才能を発揮した人物です。
アム・オグリ工房はイラン史上最高品質の絨毯を生み出した工房で、品質管理は素材・染め・デザイン・織りから仕上げまで徹底しています。サーベルはそこで培った豊富な知識・経験そして彼の技量によって38歳という若さで独自の工房を設立、長年に渡り品質の良い絨毯を世に送りだしてきました。
彼の工房で製作される絨毯の多くは2m×3m以上のサイズで、イマム・レザーの霊廟やイランの有名な詩人フェルドーシの墓、また約250年前の王ナデルの墓などに納められていることからもグレードの高さを計り知ることができます。そして当時のアメリカ大使からは国連事務総裁のオフィス用絨毯製作を依頼され、それは今でも同じ場所で愛用されていると言われています。彼は1966年65歳でこの世を去りましたが、サーベル工房の絨毯芸術はARBAB(アルバブ)・KIANFAR(キアンファール)へと継承され、現在はBAZMI(バズミ)によって大切に守り継がれています 。
・デザイン |
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・色 |
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・技術力 |
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・素材品質 |
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・総合評価 |
選定材料不足のため未評価 |
ペルシャ絨毯の工房
ペルシャ絨毯発祥に携わる有名工房はもとより、新進気鋭の工房までをご紹介しております。
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ペルシャ絨毯の生産都市
ペルシャ絨毯は5大産地と呼ばれる代表的な生産地とローカル産地が存在します。
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