ハビビアン工房
約80年前、当時イスラム教の僧衣を作っていた初代ハビビアンがレザー・シャーの君命により絨毯製作を手がけたのがペルシャ絨毯の主要産地であるナインの世界的ブランドであるハビビアン工房の始まりです。ナインはイランの古都エスファハンの北東部郊外に位置するオアシス都市です。
かつてはペルシャ風の外套に使われるウール布の産地として知られた町でしたが、西洋式衣服の普及により新たに絨毯生産に活路を求め1920年代から本格的に生産が始まりました。絨毯の主要5大産地の中ではゴム(Ghom)に次ぐ新興の町です。その初期にはエスファハンの職人の指導を受けたためデザインもエスファハン調の正統派好みの新古典的なものを多く生産していました。名匠アミン・ザデギが活躍した今世紀初頭には非常に質の高い絨毯が作られ、生産が本格化していなかった師匠格のエスファハンよりも高い評価を得ています。
現在のナイン産絨毯の特徴は濃紺・ベージュ・クリーム・白・ナインブルー等の限定された色彩による抑圧されたような配色につきます。この洗練された配色と均等な品質によって世界にナイン産絨毯のイメージが浸透しています。
ハビビアン工房はペルシャ四千年と言われる伝統文様を基本に、文様はより複雑で繊細かつ大胆・色彩はよりシックで粋となり、クラシックとモダンを併せ持つ斬新で独創的なハビビアン独自の世界を生み出しヨーロッパやアメリカでは絶大な評価を得ています。また徹底した工程管理のもとに優れた品質の絨毯を一定の量産を誇り、意匠・品質・ネームバリュの高さに比較してリーズナブルプライスの絨毯を良心的に生産し初代の長男であるハジュ・ファトラ・ハビビアン(1904年生)の孫や甥がハビビアン ファミリーとして活躍しています 。
・デザイン |
クラシックとモダンを併せ持つ |
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・色 |
シックな色彩 |
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・技術力 |
100〜110万ノット |
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・素材品質 |
最高級品糸 |
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・総合評価 |
品質・ネームバリューに比べて安価 |
当店のハビビアン工房作品
ペルシャ絨毯の工房
ペルシャ絨毯発祥に携わる有名工房はもとより、新進気鋭の工房までをご紹介しております。
ヌーリ |
ジェッディ |
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ICC |
ペルシャ絨毯の生産都市
ペルシャ絨毯は5大産地と呼ばれる代表的な生産地とローカル産地が存在します。
Esfahan |
Kashan |
Tabriz |
Ghom |
Nain |
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Shahreza |
Birjand |
Bijar |
Kerman-ravar |