ビジャー産地(Bijar)
ビジャーはクルデスタン州の北西に位置する人口約2万人の町で乾燥した山々に囲まれた肥沃な土地です。第一次世界大戦前は周辺の村々の市場の中心になっていましたがロシアそしてトルコ人に占領されている間飢饉に襲われ多くの人が亡くなり深刻な人口の減少を招きました。このことは絨毯製作にも影響を及ぼしました。戦前に作られた絨毯は丈夫でしっかりした目の粗い物で、縦糸と横糸はウールでした。戦後は目がだんだん細かくなりウールではなく綿が使われるようになっていきました。
独特の技術で横糸を2重に織り込むことでビジャーの絨毯は頑丈で長持ちすると言われています。ノットはトルコ結びです。デザインはメダリオンのマヒ柄におおむね統一されており、色は赤・青・白が使われています。少量ですが総柄のマヒ柄も製作されています。
・デザイン |
メダリオンのマヒ柄が特長 |
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・色 |
赤・青・白 |
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・技術力 |
独特の技術で横糸を2重に織り込む |
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・素材品質 |
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・総合評価 |
丈夫で長持ち |
ペルシャ絨毯の生産都市
ペルシャ絨毯は5大産地と呼ばれる代表的な生産地とローカル産地が存在します。
Esfahan |
Kashan |
Tabriz |
Ghom |
Nain |
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Shahreza |
Birjand |
Bijar |
Kerman-ravar |
ペルシャ絨毯の工房
ペルシャ絨毯発祥に携わる有名工房はもとより、新進気鋭の工房までをご紹介しております。
ヌーリ |
ジェッディ |
セイエディアン |
セイラフィアン |
ダヴァリ |
ババイ |
ミルメーディ |
ラジャビアン |
ラシティザデ |
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アバースゴリ |
アム・オグリ |
アリナサーブ |
エクスィル |
ハギギ |
ハシェミヤン |
ダルダシティ |
ハビビアン |
マープール |
カーメスィ |
デラクシェシュ |
ICC |